新入りのカーテンは、夜になると昼とは違う顔を見せる。明かりのついた部屋でシェードを降ろすと、ホテルの壁などにも使用されているクラシックな紋様が浮かび上がるのだ。 「春だし気分を一新しようと思って。もちろん、今までのカーテンも寒くなったらまた使うわよ。これからは、洋服を着替えるようにカーテンも衣替えする予定なの」 たかがカーテン、されどカーテン、取り替えた途端に部屋の雰囲気が爽やかになった。
「もともとテーブルと椅子の高さは、靴を履いたままで生活する欧米人の規格だから靴を脱ぐ日本人には高すぎるのよ。これは日本の生活に合わせて作ってもらったの」 なるほど、典型的日本人体型の私が座るにはちょうどいい高さだ。今度買うときにはデザインと値札だけでなく、そういったところにも配慮しなくては。
新聞や雑誌などの調査によると、ダイニングを勉強の場としている子どもたちが増えているという。しかも、好成績をおさめている子どもたちに多いらしい。キッチンから流れてくる音や匂い、家族との会話などで気が散るのでは? と思うが、意外や意外それがかえっていいようだ。
ダイニングで勉強をする際は、「夕飯までに宿題を終わらせてテーブルの上を片付けよう!」と時間設定をするので、自然と集中できるという。人の目があることも、いいプレッシャーとなって効果を発揮するそうだ。ただ、ダイニングテーブルで思い思いの過ごし方をする場合に守ってほしいのが、食事の時間にはスイッチを切り替えて食卓を作ること。その際、役立つのがテーブルクロス。あっという間に食事モードに入れる。宮崎先生も「食事は命あるものを頂く厳かな儀式でもあるのだから、他の生活時間帯としっかり区別して臨むべきではないかしら。雑事に使った食卓を清める意味もこめてクロスをかけることをお勧めしたいですね」と語る。