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LA BUONA VITA 宮崎里恵のおいしい出会い
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LA BUONA VITA 宮崎里恵のおいしい出会い

第8話 有機野菜だけじゃない! オーガニックは、ライフスタイル!?
買い物をする際は、なるべく質のいいものを選び、生活に必要な分量だけを購入するよう心掛けている宮崎先生。職業柄、特に食料品への関心は強く、4月に東京・勝どきで開かれた「オーガニック・フェスタ」にも足を運んだそうである。

オーガニックというと有機作物のことと思われがちだが、化学肥料や農薬をひかえた農作物というだけでなく、さまざまな製品や考え方に使う言葉だそうだ。なんだか面白そうなので、オーガニックのことを少し教えてもらうことにした。
聞いてみると、私たちの身近には衣・食・住のすべてにオーガニック製品があり、食料品をはじめ、衣類、シャンプー、家具、住宅と、オーガニック製品のバラエティは実に多彩だという。常日頃、無駄を省き、質のいいものに囲まれた生活をしたいと言っている宮崎先生は、「オーガニックコットンで作ったタオルは、ふんわりして気持ちいいのよ。使ってみて良さを実感したわ」と、オーガニック製品も生活に取り入れていた。

ついつい、お買い得品に目を奪われ「なぜこんな物まで買ったのだろう?」という生活を繰り返している私だが、体に入れるもの、肌に触れるものはなるべく良質のものをと考えているため、オーガニックのことをもう少し知りたいと、クリナップの新宿ショールームで開かれた「オーガニックワイン」の講習会にも参加してみた。
オーガニックワインを輸入・販売している会社と、フランスのワイン生産者がオーガニックワインの話を聞かせてくれた今回の講習会。

ワインは、ぶどうの皮にある酵母を利用するため洗わずに加工するので、畑での状態がそのまま瓶の中に入る。
つまり化学肥料や農薬、遺伝子操作したものを使わないオーガニックワインは、生産者にとって手間暇が掛かるものだが、安心・安全な食品ということだ。ああ、また飲む量が増えてしまいそうだ。
実は、オーガニック(organic)という英単語を辞書で引くと、「有機の、生命の」という意味だけでなく、「本来の、根本的な、自然な、すばらしい…」などの言葉が書かれている。「つまりね、周囲にあふれる物や情報に惑わされることなく、生活の中で無駄を削り本当に必要なものは本物を選択してゆくライフスタイルこそが、オーガニックの真髄なのではないかしら」と宮崎先生は解釈する。
田畑から育つものが、本来の自然な姿であることが珍しくなっている今、身体にいいものを作るには土づくりから始める必要があり、それは結果的に環境へもいい影響を与える。そんなオーガニックのサイクルは、スローフードへとつながり、食育へとつながっていくのだろう。
「有機JAS」マーク日本では、2001年4月から厳しい生産基準をクリアした農産物や加工品には「有機JAS」マークが付けられているというから、まずは買い物の際にパッケージを見てみようと思う。
取材・文 三枝真理(SAIGUSA Mari)
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