Home > LA BUONA VITA > 第11話
LA BUONA VITA 宮崎里恵のおいしい出会い
LA BUONA VITA TOP
前回のページへ
次回のページへ
LA BUONA VITA 宮崎里恵のおいしい出会い
第11話 いい夫婦の日の食卓〜“クッキングサロン リエ”の移動料理教室〜
11月22日は「いい夫婦の日」。クッキングサロン リエはこの日の特別な食卓をテーマに、リニューアルしたクリナップ新宿ショールームで料理教室を開いた。
今回会場となったのは、新宿ショールーム内にあるパーティースペース。
20人ほどが入れるシステムキッチン付きの個室で、今後はセミナーやパーティーの会場として利用できる。11月初旬、普段は宮崎邸で開かれている料理教室が、9月に発売された真新しいシステムキッチンを囲んでスタートした。
「美味しい料理を楽しむのに、外食、旅行など選択肢はいくらでもありますが、自宅で二人だけのための食卓を演出するのも楽しいものです。
外食にかかる予算で何か記念のものを二人で買うのもいいし、料理は大がかりなものを作らなくてもいつもの料理に一工夫すればお洒落になります」。夫婦の日をイメージしたメニューは次の通り。
「『味噌汁鍋』で作った根菜類のミネストローネ風スープ」「野菜と魚介類の酢の物のポン酢ゼリーがけ」「サイコロステーキ入りポテトコロッケと旬のキノコの付け合わせ」「さっと茹でた春菊と柿の簡単白和え」「ご飯は土鍋で炊いた新米に菊の花と隠し味程度の七味唐辛子。塩を混ぜ秋らしく」。お酒はオーガニックワインやウォーマーの上に熱燗の日本酒を置く。デザートは「レンジで作る求肥(ぎゅうひ)とフルーツの盛り合わせ黒蜜シロップがけ」

メニューの紹介が終わると、参加者の一人から質問の声が上がった。「先生、味噌汁鍋ってどんなものですか?」テーブルの上に置かれたまぁるいフォルムの素焼きの土鍋がそれらしいが、正体を知りたくて詳しく聞いてみると、「名前に味噌汁と付いているけれど、この伊賀焼の小さな鍋は何にでも使えて保温力が優れているのが特長です」との答え。

家で食事をするときの主婦は、お代わりや温め直し、お茶の用意などのたびに席を立たなければならないが、特別な日は主婦だって食卓を離れずゆっくり食べられる工夫をしたいもの。
そこで活躍するのが、抜群の保温力で食卓に置いたまま食事ができる「味噌汁鍋」なのだという。ご飯も保温効果の高い土鍋で炊いてそのまま食卓へ持っていき、お酒もデザートも初めにセッティングして、ゆったりと食事を楽しむ時間を演出した。ちなみに宮崎家では昨年、夫婦の日の記念にとこの味噌汁鍋を購入したそうだ。
当日、教室に参加したのは子育て真っ最中のマダム達。初めは緊張気味の様子だったが、調理が進むにつれ「11月22日は子供たちには食事を早めに済ませてもらい、その後で夫婦二人だけの晩餐を楽しむものいいかもしれない」とそれぞれのプランを思い描きながら楽しげに参加していた。
普段作り慣れている料理に一工夫をし、花やローソクでちょっと特別感を醸し出せば、それだけで二人のためのとっておきの食卓が出来上がる。
基本はいつもと同じ一汁三菜とご飯、デザートなのに、きっと新鮮な味になるはず。
何気ない工夫をプラスすることで、食卓を囲む笑顔がまた一つ増えていきそうだ。
取材・文 ライター 三枝真理
レシピ 「レンジで作る求肥とフルーツの盛り合わせ黒蜜シロップがけ」はこちら
後片付けのワンポイントアドバイス

鍋、調理用具、皿、グラス等々様々な洗い物がありますが
ちょっと意識して、それぞれにった布巾を選びます。

鍋、調理用具、皿、グラス等々さまざまな洗い物がありますが、拭くときにはそれぞれに合った布巾を選びます。
鍋、まな板などの大きな調理器具は「大判の厚手の布巾」。
食器は内側や端まで丁寧に拭けるように「薄手の布巾」。私はリネン(麻)の布巾を愛用しています。
ワイングラスなどのガラスの食器は布巾の繊維がつかないよう「マイクロファイバーの布巾」を使います。
さらに薄手のグラスは万が一割れたとき危なくないように「手を覆うような大判のもの」を使います。
適した布巾を選ぶこともキッチンワークの知恵といえるのではないでしょうか。
料理研究家 宮崎里恵
BACK LA BUONA VITA TOP NEXT
page top